Blender COLLADA Exporter
Blender 2.49b用のCOLLADA 1.4エクスポータパッチです。
2.49b標準添付のエクスポータもバグってるので、ある程度修正しました。
これにより、
- COLLADA Coherency Testにも通るような立派なdaeを吐けるようになります。
- FX Composerで正しく表示できるようなdaeが吐かれます。
- 透明度がおかしかったのが直ります。
- アニメーションの補間がおかしかったのが暫定的に対処されます。
- ボーンアニメーションも正常に書き出せます。
完璧ではないですが、だいぶマシになる感じです。
ちなみにインポートの方はいじってないのでどうなるかわかりません。
ダウンロードとインストール
ダウンロードは以下のファイルどちらか。
translator.py本体 translator.py
blenderのscript/bpymodules/colladaImEx/フォルダにあるtranslator.pyに上書きしてください。
上のパッチ版です。パッチがわかる人向け。適用してできる内容は上と同じです。
使い方
設定できるものは標準のCOLLADA1.4と同じです。制限というか注意点のみ挙げておきます。
Armature
Armatureにはボーンのルートは1つのみ書き出せます。
つまり、一つのArmature内で親がないボーンは1つのみになります。
これは元からある制限ですが、そのうちできたら直したいです。
Bake Matrices
Bake Matricesのオプションを入れるとアニメーションは無効になります。
そもそもこのオプションの存在意義は不明な上に、改造の結果本当に意味が無いものになったのでそのうち消えるかもしれません。
アニメーションの補間
IPOの補間方法がLINEARとBEZIERがありましたが、BEZIER補間の書き出しが上手く機能していないために強制的にLINEAR補間になっています。
このため、アニメーションを書き出した時に動きが多少変わる可能性があります。
Sample Animationのオプションを有効にすると回避できるはずですが、ちゃんと動くか検証はしていません。あとファイルサイズが増えます。
Apply Modifiers
Apply Modifiersを有効にするとArmatureモディファイアも適用されてしまいます。
このためArmatureでアニメーションしている物を書き出す時にApply Modifiersを有効にすると正常に書き出せません。
ああもう役に立たんなぁ。
細かい変更点
細かい修正点は以下の通り。2009年1月25日現在。
- source下のaccessor要素がsource自体を参照してたのを修正。
- アニメーションの補間がBEZIERの時でもIN_TANGENT、OUT_TANGENTが無いのでLINEARのみ出力するようにした。
- skinで参照してるJOINT用のIDREF_arrayに入ってる名前が正規化されてないのを修正した。
- ポーンアニメーションを全てBONESPACEで出来るようにした。
更新履歴
- 2010年6月19日 2.49b用の差分を作った。diff版が致命的に間違っていたので正常なパッチにした
- 2009年7月5日 2.49a用の差分を作った
- 2009年1月25日 初版アップロード(2.48a用)